ニュースレター

第1号(2010年9月4日発行)

NPO法人ETIC.「ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト」ニュースレター 第1号

NPO法人ETIC.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本のインターンシップとソーシャルベンチャー支援の今がわかる
「ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト」ニュースレター 第1号
                                           2010/9/4
               >> http://www.etic.or.jp/socialbusiness/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本メールは、NPO法人ETIC.が主催する内閣府・地域社会雇用創造事業
「ソーシャルビジネス・エコシステム創出プロジェクト」(以下、本プロジェクト)
のサポーター(賛同人)や連携する地域事務局、各種プログラム参加者、
その他関係者の皆さまを中心にお送りしています。

本プロジェクトでは、「日本に挑戦を増やす」ために、
「挑戦の生態系(エコシステム)」を日本中に広げていくことを目指して
取り組んでいます。

”起業家たちが、多様な人や組織と関わり、社会の力を巻き込みながら、
社会課題の解決に挑んでいく。
そして、次に続く若者たちが、社会課題の現場で育っていく。”

そのような豊かなつながりと創発の生態系(エコシステム)を目指して、
皆さまとともに、本プロジェクトを展開していきたいと考えております。

本プロジェクトを通じて、現場で何が行われているのか。
その様子を、今後、毎月1回程度、本メールにてご報告をさせていただきます。

日本全国各地でおこなわれている挑戦の現場であるインターンシップと、
社会起業家の”今”を通じて、地域や若者たちの未来の可能性を
感じていただく機会となれば幸いです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 目次
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】コラム 第1回
「挑戦を支える生態系づくりをめざして」NPO法人ETIC.代表理事 宮城治男

【2】News !
 (1)各事業に延べ400名以上のビジネスパーソンが、続々と参画中です
 (2)13大学を含めた21地域で、251名の挑戦がスタートしています
 (3)82名のサポーターの皆様が賛同してくださっています

【3】各事業の背景とねらいのご紹介
 「ソーシャルベンチャー スタートアップマーケット」の背景とねらい

【4】各事業のご報告と今後の予定
 (1)ソーシャルベンチャー スタートアップマーケット
 ・7月12日(月)第1期募集〆切、117件の応募
 ・8月8日(日)一次選考通過者向け事業計画ブラッシュアップミーティング
 ・9月26日(日)最終選考会実施

 (2)ソーシャルビジネスインターンシップ
 ・8月5~7日 「地域イノベータープログラム」キックオフ合宿開催
 ・9月10~11日 「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」合宿開催
 ・11月12・13日 「地域イノベータープログラム」中間合宿開催

 (3)ソーシャル・アジェンダ・ラボ(SAL)
 ・7月1日(木)リサーチ・アソシエイト募集〆切
 ・8月1日(日)SAL研究員 中間発表
 ・8月8日(日)リサーチ・アソシエイト キックオフミーティング開催
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃●コラム 第1回「挑戦を支える生態系づくりをめざして」
┃                   NPO法人ETIC.代表理事 宮城治男

┃         >> http://www.etic.or.jp/socialbusiness/column.html
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨今、さまざまな社会課題が声高に叫ばれる中、閉塞の日本に未来を拓く人材は、
どこで育まれるのでしょうか。
こうした社会課題に対案を体現してゆく、次世代の担い手を生み出す土壌を耕すことが、
まさに、私たちが社会から求められている挑戦といえます。
そしてその「挑戦」は、これまでのETIC.やチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトなどの
活動の中で少しずつではありますが、
みなさまと、着実に歩んできた先にあるものと考えています。

つづきは、Webをご覧ください。
>> http://www.etic.or.jp/socialbusiness/column.html

●生まれつつあるチャレンジの連鎖
●生態系(エコシステム)の加速へむけて
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● News !
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1)各事業に、延べ400人以上のビジネスパーソンが、続々と参画中!
————————————————————————
6月23日(水)に「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」の
キックオフイベントを実施。平日の夜にも関わらず、僅か1週間程度の告知
期間で、230名もの参加者にお集まりいただきました。
皆さまの熱気に溢れ、ここから何かが始まる可能性を感じました。

*田坂広志氏などによるスペシャルメッセージをご覧いただけます!
>> http://www.ustream.tv/recorded/7840952

7月12日(月)にはスタートアップマーケット第1期の締め切りを迎え、
こちらの予想を大きく超える117件のご応募をいただきました。
これまで社会起業に挑んでいた層のみならず、企業経験を積んだ30代の
ビジネスパーソンからの応募も多く、新たなステージに入る手ごたえを
感じております。

また、リサーチ・アソシエイトの募集でも、マーケティングや
コンサルティング分野で活躍する社会人を中心に、97名ものご応募があり、
そのうち80名によるリサーチチームが編成され、スタートアップマーケット
の一次選考を通過した起業家たちの事業プランをブラッシュアップするべく、
リサーチプロジェクトに取り組んでいます。
(2)13大学・21地域で251名がインターンとして挑戦を開始!
————————————————————————
いよいよ各地でインターンシップがスタート、若者のチャレンジが始まりまし
た。受入先のプロジェクトは伝統工芸のイノベーションや沖縄の離島での取り
組み、最先端のソーシャルビジネスの現場など、多種多様です。

地域のイノベーション現場に約1年間、新規事業の担い手として若手社会人が
挑む「地域イノベータープログラム」では、出版社やベンチャーキャピタル
などでビジネス経験を積んできた若者たちが、地域変革の担い手となることを
目指し、沖縄や能登、海士町のプロジェクトに参画しています。

また、地域の担い手育成として重要な存在である大学とともに、
本プロジェクト終了後に持続可能なインターンシップ制度を地域社会で確立
することを目指し、今期は13の大学に新たなパートナーになって頂いています。
(3)82名のサポーターの皆様が賛同してくださっています!
————————————————————————
本プロジェクトの趣旨に賛同していただいているベンチャー企業の経営者を
はじめとするサポーターの皆様が、82名(8月8日時点)となりました。
>>http://www.etic.or.jp/socialbusiness/sv_startup_supporter.html

8月8日(日)に実施したスタートアップマーケットの一次選考通過者向け・
事業計画ブラッシュアップミーティングには、サポーターの方を中心とした
50名の皆様にメンターとしてご参画いただきました。

この場を借りて、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 各事業の背景とねらい
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

地域社会雇用創造事業「ソーシャルビジネス・エコシステム創出プロジェクト」は、
「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」、「ソーシャルビジネス
インターンシップ」、「ソーシャル・アジェンダ・ラボ」の3つの事業により、
新たな挑戦を支える生態系を創りだすことを目指しています。

今号を含めて3回に分けて、各事業の実施背景とねらいをご紹介します。
今回は、第1期の選考がスタートしています
「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」です。

————————————————————————
「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケットの背景とねらい」

ETIC.では、2001年から「社会起業」や「ソーシャルベンチャー」に取り組む
起業家のスタートアップ支援に取り組み、これまで100名以上の社会起業家たちと
関係を築いてきました。

その間、自身のご経験をもとに若者の挑戦を支えていただいた、
のべ400名を超える先輩経営者や有識者の皆様、
事業連携やお仕事の機会をいただいた多くのベンチャー企業・大手企業の皆様、
そして地域での新たな挑戦を支える地域パートナー団体との関係を
育んで参りました。

そして今回、これまで培ってきたコミュニティやスタートアップ支援の経験を
土台として、2年間で125名(うち30名は関西を拠点とした社会起業家支援の実績を
持つNPO法人edgeと連携してサポート)のスタートアップ支援に取り組みます。

なぜ私たちは、この事業に取り組むのか。

つづきは、Webをご覧ください
>>http://www.etic.or.jp/socialbusiness/sv_startup_about.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 各事業のご報告と今後の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

各事業の活動のご報告と、今後の予定をお知らせします。

【1】ソーシャルベンチャー スタートアップマーケット
(10~30代の起業家候補者125人対象・社会起業インキュべーション事業)

【2】ソーシャルビジネスインターシップ
(大学生・若手社会人1365人対象・人材育成事業)

【3】ソーシャル・アジェンダ・ラボ
(大学院生・若手社会人120人対象・リサーシンクタンク事業)

————————————————————————

【1】ソーシャルベンチャー スタートアップマーケット
(10~30代の起業家候補者125人対象・社会起業インキュべーション事業)
>> http://www.etic.or.jp/sv_startup/index.html

●報告:
・7月12日(月)第1期募集〆切、117件の応募がありました。
その後、選考委員による一次選考を実施、42件が通過しました。

・8月8日(日)一次選考通過者向け事業計画ブラッシュアップミーティング
を実施しました。
応募者40名、メンター50名、リサーチ・アソシエイト60名による熱気溢れる
場で、「思ってた以上に本気の人たちがいた」とメンターの方から感想を
いただきました。

●予定:
・9月26日(日)にプレゼンテーションによる最終選考をおこないます。
通過者には、スタートアップ支援金(一律50万円)が提供されます。
また、様々な企業からの事業化をサポートするメニューや、事業計画
ワークショップ、ギャザリング(集合研修)などの機会を予定しています。

————————————————————————

【2】ソーシャルビジネスインターンシップ
(大学生・若手社会人1365人対象・人材育成事業)

●報告:
・「地域イノベータープログラム」は、8月5~7日にプログラムの参加者たち
が集いキックオフ合宿を開催しました。
>> http://www.etic.or.jp/socialbusiness/innovator.html

●予定:
・9月10~11日に、インターンシップの地域事務局を担う全国20以上の
コーディネート団体が集うギャザリング(合宿研修)がおこなわれます。
地域での次世代社会起業家を育成する生態系エコシステム)の創出に
取り組んでいる全国のコーディネート団体同士が、事例発表とフィード
バックを通じて相互に学びあい、切磋琢磨し、連携を図ります。
>> http://www.challenge-community.jp/award2010/index.html
・11月12・13日に「地域イノベータープログラム」中間合宿を開催、
各プロジェクトでの各自の進捗を共有します。

————————————————————————

【3】ソーシャルアジェンダラボ(SAL)
(大学院生・社会人120人対象・リサーチシンクタンク事業)

●報告:
・7月1日(木)リサーチ・アソシエイト募集〆切
97名の社会人・大学生の方にご応募いただきました。
この後、80名のリサーチ・アソシエイトが決定しました。

・8月1日(日)SAL研究員16名による中間発表
3人の編集委員ごとのチームに分かれて、それぞれの研究を進めています。
10月30日にソーシャルアジェンダの最終発表会を実施します。

・8月8日(日)リサーチ・アソシエイトのキックオフミーティングを開催
しました。スタートアップマーケットへの応募者1名に対して、3,4人の
アソシエイトがチームでリサーチを通じてサポート、フォーカスしている
課題や事業環境についてリサーチを進めます。
>>http://www.etic.or.jp/socialbusiness/sal.html

●予定:
・10月30日(土)
ソーシャル・アジェンダ最終発表会「ソーシャルテーマ100フォーラム(仮)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

本メールニュースの配信停止希望やその他のお問い合わせは、
news@etic.or.jp までお願いいたします。

残暑厳しい折、どうぞご自愛ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NPO法人ETIC.ソーシャルビジネス・エコシステム創出プロジェクト事務局
◆編集長:NPO法人ETIC. 事業統括ディレクター 山内幸治
————————————————————————
NPO法人ETIC.(エティック)
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 FAX:03-5784-2116
Website  : http://www.etic.or.jp
address : news@etic.or.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━