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篠山市大山の西尾家にて、パラドールプロジェクト キックオフ!(一般社団法人ノオト)

篠山市大山・西尾家
西尾家住宅は江戸時代中期の享保十八年(1733)に建てられたもので、江戸時代から酒造業を営み、庄屋、篠山藩御用達を務めた旧家。

西尾家の銘柄であった『西尾正宗』は、明治四十年(1907)に初めて開かれた全国清酒品評会で一等賞を獲得した名酒であった。  江戸時代後期の俳人西尾武陵の生家としても知られ、平成十六年(2004)七月に主屋が国の有形重要文化財に登録された。
しかし、昭和二十年のはじめ、戦時体制下における企業整備令により多紀郡内にあった十三の酒造が合併して多紀酒造有限会社が生まれ西尾酒造場での酒造りは終わり廃業となった。
西尾武凌が化政天保時代に交わした俳人の手紙六百余通が大切に保存されており、同時代の俳諧史研究における貴重な史料としのこされ、西尾資料館として今に伝えている。

この歴史的旧家を宿泊施設としてリノベーションし、パラドールプロジェクトの第一弾としてキックオフ。西尾家のご主人と会食ミーティングを開催しました。インターンの安達鷹矢くんは、旧家の離れの一室をお借りてプロジェクトの拠点とし、プロジェクト推進に全力投球する。