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高知『いなかインターンシップ』に参加した50名もの大学生が報告会に再び集合! 2010/10/30

2010年10月30日、高知県立高知青少年の家で、『いなかインターンシップ2010夏』の報告会が行われました。

この夏、50名を超える大学生が、株式会社南の風社の主催で実施された『いなかインターンシップ』に参加しました。高知県内の各市町村で、さまざまな経験を通して、たくましく成長した大学生たちが、その成果を報告。ゲストの高知県地域づくり担当の方からは、インターンでの体験を生かし、若い人に地域のよさを知り、地域のファンとなって活性化を担ってもらいたいという激励の言葉を頂きました。

参加した学生たちの声を紹介します。

「単調な農作業の中に、自分で目標を作って実践できた。農作業の大変さ、田舎で暮らして自然の美しさを感じた、実の詰まった1週間だった」

「宿泊施設での作業、接客通して、人と話すことの楽しさに気づいた」

「人と人とのつながり、仕事の大きさ、責任を知る事ができた」

「農家で働く事は社会経験で、予想できない自然と向き合い、経験知が増えた。価値観が変化して、感謝の気持ちでいっぱい」

「立場と考え方によって異なる、価値を見出す力を得た。大学生という立場を利用して、自分の価値を作る、社会に関わる、自分の向き合う事のできる時間をインターンシップで得た」

「地元の魅力を発言できる仕事がしたい」

いなかインターンシップが始まって5年、大学連携をバネに、さらなる挑戦が続きます!

また、いなかインターンシップに関わる株式会社南の風社の宮脇綾子さんに伺いました。

【地域との関わり】

都会に比べて、地域には人と人の関わり、人と産業、人と文化といった、人と関わるいろいろなものがつながり、コンパクトにまとまったコミュニティのパッケージのようなものが存在しています。要素がそろっているので、受け入れる体力もあるということ。そこでコーディネーターは、地域の人と、コミュニティのここに入ると、こういう人とのつながりがあるというセットを見つけて、つながりを広げていくということです。

【いなかインターン】

いなかインターンは、働く中で学生と受入先が信頼関係を結んで、責任をもらって、成長するという図式。いなかインターンに参加して嶺北に移住した井上将太君の事例に続く変化が出始めています。地域の中で、インターン生が入っていた受入先に、スタッフが増えています。

今までは代表と奥さんとバイトのおばさんたちに限られていた受入先に、研修生でインターンの役割を担う人材が恒常的に入り、インターン生が来ると一緒に仕事をしています。受入先全体で、雇用人数が増え、大川村では以前は若い人がいませんでしたが、今は村の生まれで高校を卒業した子どもが村に帰って来るなど、若い人が確実に増えています。さらに、事業自体も拡大しているところもあるそうです。いなかインターンが地域にこんなものを生み出した、インターン生が頑張ったことで新しい事業がスタートアップして、そこに雇用がこれだけ生まれて、地域に若い人がこんなに増えた話が次々に出ています。都会型のインターンとひと味違う、地方の取組から学び、各地に広げることで、大きな変化も期待できそうです。

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