自治体部門

日本の新しい国づくりは地域から。
3.11という未曽有の危機を境に、改めて「地域の繋がり」に焦点があたっています。新しい地域コミュニティの創造。多様な地域課題に対する解決方法の模索と提示。自治体は多くの関係者と共に協働を通じてこれに取り組む中心的役割を果たします。
“地域仕事づくりチャレンジ大賞2011”では、地域が直面する様々な課題の中でも、特に地域での仕事づくり、そしてUIターン含めた若い人材の活用について取り組みを続ける自治体・地域の事例をはじめ、熱い想いを持って挑戦をする若者、地域企業・大学関係者が集う場です。是非、ご参加ください。

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自治体(地域)部門 入選プロジェクト

ノミネート

インターンで挑戦する地域に変貌!(L1)

【三重県東紀州】
世界遺産「熊野古道」がある東紀州地域は、東京から最も遠い地域の一つ。インターンを活用した地域活性化に取組んでいます。地域の企業の挑戦が加速し、インターン生を介して様々なコラボが生まれています。

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ココが見どころ!

コメント地域若者チャレンジ大賞受賞者を輩出した東紀州。「若者のチャレンジの聖地にしたい」という東紀州観光まちづくり公社の思いから事業が始まり、3年目の現在、13名のインターン生と2名のIターン者を輩出しました。
【推薦者】柏木 健太

ココが見どころ!

コメント私が思う東紀州地域のインターンシップの特徴は、“地域全体が学生を応援してくれる”ということです。受入企業・地域住民・行政が固い絆で結ばれているので、東紀州のインターン生は、多くの方との縁が生まれます。
【チャレンジした若者】四季活魚の宿 紀伊の松島 立花 圭(インターンOB)

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ココが見どころ!

コメント単独のインターンシップ事例にとどまらず、コーディネート機能を担う人材そのものを県外から誘致することで、単年度事業ではなく、新たな挑戦者が継続的に地域に入ってくる仕組みを、地域が一丸となって構築している点が先駆的と言える。

ノミネート

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ノミネート

新たな地域経営 林業六次産業化(L2)

【岡山県西粟倉村】
人口1600人、村面積の97%は森林。「百年の森構想」を掲げ、森林再生から地域再生に取り組む。森への集中投資。村、森林組合、地域商社と一体となり、木材の流通を変え、次々と挑戦の連鎖を生み、雇用を創出!

【仕掛け人】西粟倉村

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ココが見どころ!

コメント村が「挑戦のプラットフォーム」となっている。村の若手でのベンチャーや「村の営業部隊」地域商社の設立、家具職人の移住そして起業。「挑戦が生まれ、続く地域」という戦略的かつ村一体となった仕組みづくり。
【推薦者】NPOエリアイノベーション
 藤井智晴

ココが見どころ!

コメントIターン挑戦者の発掘、サポートを行う「村の人事部」こと雇用対策協議会、賃貸物件探しをはじめとした定住サポート体制を支える関・総務企画課長と、村の「挑戦のプラットフォーム」化を支える人達。
【関わった企業】株式会社西粟倉・森の学校 代表取締役 牧 大介

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ココが見どころ!

コメント少子高齢化が著しい村で、Iターン者が急増している背景には、村長が音頭をとり、民間事業者と連携した森林ファンドの組成や、Iターン者にとって魅力的な受け皿づくりがあった。あるもの(資源)に着目し、仕事が続々と生まれ続けるノウハウが満載の事例といえる。

ノミネート

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ノミネート

田舎の未来を照らす農業者誘致事業(L3)

【鳥取県日野町】
田舎の次世代を獲得するため、鳥取県日野町にて小谷氏が農地、農機具、米の販売先もすべてを県外出身の高田君に譲った。新しい若者を巻き込みながら、若者世代のグループ化も始まり、農の仕事づくりが始まった。

【仕掛け人】里山元気塾 塾長 小谷博徳

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ココが見どころ!

コメント外部の若者が農を担いながら住む時に、必要なサポート体制(広い農地、コミュニティ、家)を小谷氏が民間のみで、提供しはじめた点。高田君が一人で終わらず、次の若者や外部人材を巻き込み始めている点。
【推薦者】学生人材バンク 田中 玄洋

ココが見どころ!

コメント学生人材バンクが培った、地域との信頼関係が基礎になっています。つなぎ役がいないと、外部の若者が地域に入るのは、無理に近い。また、小谷氏の全力で若者を応援して日野を中山間地域のモデルにするという姿勢です。
【チャレンジした若者】高田 昭徳

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ココが見どころ!

コメント地域外の人材が、どうすればうまく地域に入り込めるのか。特に若者の新規就農は今後伸びる大きな可能性があると同時に、成功事例が少ないテーマでもあります。農業を次の世代に受け継ぐためにどのような工夫がされたか、地域内外のニーズを把握したコーディネーターがどう機能したかをぜひご覧ください。

ノミネート

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ノミネート

小さな島の総力戦(L4)

【島根県隠岐郡海士町】
日本海に浮かぶ小さな離島の過疎の町に今、志を持った若者が多く移り住んでいる。島が通ってきた道はこれからの日本が巡る道。島内外の力を結集して島の課題を解決し、持続可能な社会のモデルを創る挑戦は続く。

【仕掛け人】海士町

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ココが見どころ!

コメント海士町は町長自らトップセールスを行い、海士ファンを増やし、ファンレベルを上げていって販路開拓や定住など島の課題解決に結び付ける作戦を実行しています。僕自身もトヨタを辞めて海士町に移住し起業した1人です。
【推薦者】株式会社巡の環 阿部 裕志

ココが見どころ!

コメント自然が豊かで、昔ながらの暮らしの知恵や風習が海士には残っています。 丁寧な暮らし方で、私が大切にしたいものと近かったので移住をしました。 将来はB&B(海外にあるゲストハウス)をオープンしたいと考えています。
【チャレンジした若者】荻原亜沙美

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ココが見どころ!

コメント人口2500人にも関らず、5年間で250人もの若者がIターンしている島根県の離島。大手企業でのビジネス経験がある20~30代を中心とした若者が、島に移住して新規ビジネスを次々に立ち上げている。その背景にある自治体としての取り組みは必見。

ノミネート

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ノミネート

大人達の挑戦!若者育成の場づくり(L5)

【愛媛県宇和島市】
大学・企業が少ない宇和島市は高校卒業後多くの若者が街を出る。
そこで親や先生だけではなく自分の1歩先を行く、様々な仕事をしている先輩たちの話を将来を考える参考にしてほしいと地域の大人たちが動いた。

【仕掛け人】宇和島市

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ココが見どころ!

コメント自分の故郷での生き方・働き方を未来の担い手たちに大人が語る。「宇和島で挑戦し続けたい!」と意気込み自ら人生もシゴトも切り開く大人たちの背中を見て、継いでいく者、選んでいく者、それぞれの未来が創られる。
【推薦者】NPO法人Eyes 竹下愛

ココが見どころ!

コメント地域の大人と子どもの架け橋として選ばれたのはよそ者大学生! 自身の故郷に重ね合わせつつ地域の人たちの想いを取材。先生でも親でもない、少し先の人生を歩む先輩たちの話を目を輝かせて聴く高校生たちの姿は必見!
【チャレンジした若者】小林祥二

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ココが見どころ!

コメント地元に大学がなく、大半の若者が高校卒業と同時に県外へ出てしまう地域において、高校生のうちにいかに地元への愛着を育んで行くのかは重要テーマです。この事例は、人材のUIターン政策に多くのヒントを与えてくれる。

ノミネート

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