当日開催レポート
9月9日(金)コクヨホール、10日(土)笹川記念会館にて、「地域仕事づくりチャレンジ大賞2011」を開催いたしました。
9日はまず、地域予選を経て選ばれた、代表7プロジェクトのプレゼンテーションで始まりました。
各地域の代表学生からは大人と若者とがタッグを組んで挑戦した「新しい仕事づくり」の事例が、それぞれの「長期実践型インターンシップ」での様々なエピソードを交えながら語られました。
学生と共に挑戦した経営者からは、学生に仕事を任せた過程、企業にとって学生と共にプロジェクトに取り組む意義等を紹介。
また、インターンをコーディネートしたチャレンジプロデューサー(CP)からは、学生と経営者が取り組んだ各プロジェクトが、地域に与えた価値について説明がなされました。
その後、表彰式では、優秀賞を発表。会場投票の結果、2日目のセカンドステージに進むことができる優秀賞には「スーパーの真の商品は人の縁プロジェクト」と「日本の伝統文化を次世代につなげるプロジェクト」の2プロジェクトが選出されました。
10日午前の部は、企業・大学・自治体(地域)の3つの部門に分かれて実施いたしました。
若者と共に新規事業に取り組んできた企業、地域リソースを活用し人材育成カリキュラムを展開する大学、若者を育てる仕組み作りに取り組んできた自治体関係者が集結し、「仕事づくり」の事例がそれぞれの目線で語られました。
そして、会場投票により、各部門から2プロジェクトずつ優秀賞が選出されました。
午後の部は、学生部門も含めた全4部門より、各2プロジェクトずつ、計8プロジェクトによるセカンドステージ(ファイナル)が開催されました。
ファイナルに選出されたのは、
■企業部門
「農と若者の未来を創る地産地消事業プロジェクト」 【仕掛け人】(株)総合フードサービス 代表取締役 長嶋 信司 |
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「沖縄発!人を巻込む進化系カフェプロジェクト」 【仕掛け人】社会福祉法人トゥムヌイ福祉会 喜納 平 |
■大学部門
「東北の未来は教育にある!プロジェクト」 【仕掛け人】山形大学エンロールメント・マネジメント部 教授 福島 真司 |
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「社会起業セヨ 鬼教授と学生の挑戦プロジェクト」 【仕掛け人】中京大学 教授 羅 一慶 |
■自治体(自治体)部門
「新たな地域経営 林業六次産業化プロジェクト」 【仕掛け人】西粟倉村 |
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「小さな島の総力戦プロジェクト」 【仕掛け人】海士町 |
■学生部門
「スーパーの真の商品は人の縁プロジェクト」 【学生】甲斐 一生(立命館アジア太平洋大学) 【受入企業】山成商事株式会社 【コーディネート】株式会社御祓川 |
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「日本の伝統文化を次世代につなげるプロジェクト」 【学生】酒井 智代(愛知教育大学4年) 【受入企業】有限会社大橋量器 【コーディネート】NPO法人G-net |
約400人の前で、自分たちが地域で創り出してきた
新しく希望が湧くような仕事づくりに関して、熱く語られました。
表彰式では、午後の部で登壇した全プロジェクトが優秀賞として表彰され、その後、総合グランプリの発表をおこないました。参加者の会場投票によって、
■自治体(地域)部門 岡山県西粟倉村
「新たな地域経営 林業六次産業化プロジェクト」
が見事総合グランプリに輝きました。
最後の交流会では、各プロジェクトの代表者たちを巻き込んで
談笑する姿が見受けられ、参加者の方からは、
「目的、目標に向けてがむしゃらにまっすぐ頑張る学生、見守りながら励ましていく大人たちの温かい関係。とても感動しました。(会社員)」
「地域に学生が入り込むことで生まれる無限の可能性を感じました。(大学生)」
「まさに「希望」を与えてくれるイベントだったと思いました。(大学生)」
などの声が聞かれました。
■当日の模様はこちらから(動画配信)YouTube
http://socialbusiness.etic.jp/award2011/ust1/
■2008年「地域若者チャレンジ大賞」開催レポート
http://www.challenge-community.jp/award08/report.html
■2009年「地域若者チャレンジ大賞」開催レポート
http://www.challenge-community.jp/award2010/report09.html
■2010年「地域若者チャレンジ大賞」開催レポート
http://www.challenge-community.jp/award2010/report.html